ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス Cal.4130 オーバーホール 2

2021.04.22

今回は、サビが発生していたCal.4130の分解編です。

各部をチェックしながら、サビの進行具合を確認していきます。 各部をチェックしながら、
サビの進行具合を確認していきます。
ダイヤルを外すと、真っ赤になったネジが目に飛び込んできました。 ダイヤルを外すと、真っ赤になったネジが目に飛び込んできました。オシドリバネのネジです。

 

クロノグラフブリッジ、ハンマーを外しました。 クロノグラフブリッジ、ハンマーを外しました。丸穴車です。交換が必要です。 サビの進行はかなりのもののようです。 丸穴車です。交換が必要です。
サビの進行はかなりのもののようです。

 

今回の止まりの原因箇所です。 今回の止まりの原因箇所です。規制レバーを操作するオシドリのピンが破損したことで、テンプを押えたまま解除できなくなってしまったことが原因です。
Cal.4130では、定番の症状の一つです。
交換が必要となった部品の一部です。 水はムーブメントの大敵です。 交換が必要となった部品の一部です。
水はムーブメントの大敵です。

 

うっかりであったり、メンテナンスの不足など原因はいろいろあると思いますが、改めて防水性が如何に大切かがわかる修理品となりました。

 

今週も車のメンテナンスです。 今週も車のメンテナンスです。切れてしまうと、走れなくなる大事なベルトとベアリングを交換しました。 切れてしまうと、走れなくなる大事なベルトとベアリングを交換しました。

 

緩めて、外して、付けて、張るだけと思いましたが、ボルトの固着により思わぬ苦戦を強いられました。