ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス GMTマスターII サビ2

2020.06.30

前回は、ムーブメントに発生したサビをご紹介いたしましたので、今回は外装のサビをご紹介いたします。

本来ならば少し押し込むと奥に引っ込むバネ棒ですが、サビによって固着し、びくともしません。 本来ならば少し押し込むと奥に引っ込むバネ棒ですが、サビによって固着し、びくともしません。バネ棒を叩き込んで、なんとかブレスを外すことができました。 バネ棒を叩き込んで、なんとかブレスを
外すことができました。

 

ケースのラグの内側もサビが発生しています。 ケースのラグの内側もサビが発生しています。バネ棒は交換となります。 バネ棒は交換となります。

 

これからの暑い季節、汗がついたままにしておきますと、サビの原因となります。時計を外した際には、裏蓋やブレスの内側を軽く拭くなどしておくと、サビによる固着を予防できるほか、汚れが溜まるのも防げ、見た目にも良いかと思います。