ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

テンプ

2017.09.14

今回は、Cal.3135に採用されているテンプをご紹介いたします。

現在ロレックスのムーヴメントは、緩急針を持たないフリースプラング方式を採用しています現在ロレックスのムーヴメントは、緩急針を
持たないフリースプラング方式を採用しています

高精度な部品の加工を必要としますが、緩急針方式では難しい細かな精度の調整が可能となります。

 

テンワの内側に大・小対についている“マイクロステラナット”を動かしテンワの内側に大・小対についている
“マイクロステラナット”を動かし
慣性モーメントを変更することで、歩度を微調整することができます。慣性モーメントを変更することで、
歩度を微調整することができます。

 

実際にマイクロステラナットを回して、歩度の調整をしているところです。実際にマイクロステラナットを回して、
歩度の調整をしているところです。
調整には専用の工具が必要です。調整には専用の工具が必要です。

 

ロレックスのダイヤルに表記されている、高い精度を表す、"SUPERLATIVE CHRONOMETER OFFICIALLY CERTIFIED"は、このテンプが支えていると言っても良いでしょう。

  
  • 最近の修理実績

  • 2017年9月
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