今回は、Ref.218239デイデイト2のオーバーホールをご紹介いたします。10年以上メンテナンスされておらず、動いているときから精度不良を感じていたようですが、この度止まってしまい修理にお持ちいただいたとのことです。
文字盤を外すと、曜日と日付のディスクが
あらわれます。 曜日ディスクのズレを調整するダイヤルです。今回は調整の必要がありませんので、触らないようにします。
一段下に日付ディスクがセットされています。 今回の止まりの原因はゼンマイ切れでした。
止まり前の精度不良の原因は、オイル切れによるアンクルツメ石の摩耗によるものと考えられますので、
交換となります。
10年間ノーメンテナンスで使用しても不具合なく動いているロレックスも多くあることは事実ですが、不具合がでてからメンテナンスに出された時計は、交換部品の多発や、防水性能の著しい低下、場合によっては修理不可のキズ等の原因となってしまうこともありますのでご注意ください。
久しぶりに行った上野動物園で一番目を引いたのが、今は営業を止めてしまったモノレールでした。
個人的にモノレールは、ぶら下がっている懸垂式に
ロマンを感じます。