バネ棒

2024.05.28

バネ棒は、時計本体とブレスレットを繋げたり、ブレスレットの中間に入っている両端がバネになって伸縮する棒です。
ロレックスのバネ棒の種類はとても多く、モデルの数だけあるといっても過言ではありません。
もし間違えてしまうと、外れやすかったり逆に外せなくなってしまう重要な部品です。
このバネ棒が、ブレスレットをお客様自身で外したり、革やナイロンベルトに交換した際に何らかの理由で、汎用品のバネ棒に替えられている場合があります。

左　汎用品　右　純正品
どちらも幅２０㎜対応ですが、太さが異なります

純正品
当然ですが、ぴたりと収まります。汎用品
径が細いためにガタツキがでてしまいます。

純正品
ケースに入る部分もぴたりとはまり、ガタツキがありません。汎用品
ここも径の違いからガタツキがでてしまいます。

バネ棒を選ぶ際に、長さは意識されても径（太さ）まで気にされないことが多いようです。しかし、細いバネ棒を使用するとガタツキがでたり、力が一点に集中してしまいケース側の穴が異常に広がってしまうことがあります。
バネ棒を無くしてしまったり、ベルトを交換する際には必ず適正なものをご使用ください。お困りの際はお近くのクオークまでご相談ください。