ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

サビ

2019.12.13

長い期間メンテナンスを受けていない機械をオーバーホールすると、高い確率でサビの発生や、摩耗している箇所があります。
これは、オイル切れにより極端に摩擦が増えて摩耗が進むのと、オイルの被膜が無くなったことで腐食(サビ)が進んで発生してしまうからです。
今回は、いろいろなムーブメントのサビの発生している部分をご紹介いたします。

Cal.31系でメンテナンスが足らないと、サビ、摩耗がおこる、ローターの真です。 Cal.31系でメンテナンスが足らないと、
サビ、摩耗がおこる、ローターの真です。
異音や振動の元にもなります。
Cal.3186の4番車です。こちらもよくサビ、摩耗が発生します。 Cal.3186の4番車です。
こちらもよくサビ、摩耗が発生します。

 

放置期間が長いと、時計全体が錆びてしまうこともあります。 放置期間が長いと、時計全体が錆びてしまう
こともあります。酷い場合、
バックケースが開かないこともあります。
錆びている部品を見ることは本当に多くあります。 錆びている部品を見ることは本当に多くあります。

 

磨いて再使用できる場合もありますが、 磨いて再使用できる場合もありますが、交換になることもあります。 交換になることもあります。

 

中央にサビが生じています。 中央にサビが生じています。

 

定期的なメンテナンスで、交換部品を少なくすることもできますので、最近メンテナンスをされていない方は、この機会にいかがでしょうか。