ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス GMTマスターII Ref.116710 リューズ操作 不良

2019.12.03

オーバーホールで持ち込まれた中に、リューズを回しても、針回しができないという、
ロレックス GMTマスターII Ref.116710 Cal.3186がありましたので、ご紹介したいと思います。

症状から察するに、裏まわりのどこかに不良か所があるはずです。 症状から察するに、裏まわりのどこかに
不良か所があるはずです。
ツヅミ車と小鉄車の歯が異常に摩耗しています。 ツヅミ車と小鉄車の歯が異常に摩耗しています。
しかし、針回しができないほどではありませんので、
原因は他にありそうです。

 

ポストにも若干の摩耗がみられます。 ポストにも若干の摩耗がみられます。日の裏車です。上から見る限りでは、大きな異常は確認できませんが… 日の裏車です。上から見る限りでは大きな異常は
確認できませんが…

 

裏返してみると、歯の下半分が削れている部分がありました。 裏返してみると、歯の下半分が削れている
部分がありました。
小鉄車が日の裏車に潜るようにして空回りしていたようです。 小鉄車が日の裏車に潜るようにして
空回りしていたようです。

 

Cal.3186では、日の裏車のポストが摩耗しているものをよく見ますので、
メンテナンスサイクルを多少早めた方が、不良や交換部品を少なくすることが出来るかとおもいます。

  
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