ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス デイトジャスト 時間の狂い

2018.06.21

今回ご紹介するのは、時計を落としてから時間が狂うようになってしまったという、デイトジャスト Cal.3135です。落下ということで、外部から強い衝撃が加われば、外装はもちろん、内部にもいろいろな不具合が起こっている可能性があります。動いてはいるが時間が狂うということですので、最も疑われるのはテンプ周辺の不具合です。

テンプ周りをメインにチェックしながら、オーバーホールしていきます。

ショックバネは外れていませんでしたが、ヒゲゼンマイが絡んでいました。ショックバネは外れていませんでしたが、
ヒゲゼンマイが絡んでいました。
これでは本来の精度を保つことはできません。
ヒゲの絡みをほどきました。ヒゲの絡みをほどきました。
この後、全て分解しチェックしましたが、
不具合は確認できませんでした。

 

今回は、お客様自身に時計に強い力が加わった自覚がありますが、落下させなくても、時計に力がかかってしまう場合があります。例えば、必要以上に振ったり、つけたままスポーツをしたりするのは控えた方が良いと思われます。