ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

摩耗

2017.12.21

修理を依頼される際に、「内部から異音がする」ということがありますが、その多くが、今回紹介する状態となっています。

ローターが機械と擦れて、各受けを削っています。ローターが機械と擦れて、各受けを削っています。

その際に発生した大量の金属片が機械に拡がってしまっています。

原因はローター真のオイル切れ、摩耗、サビです。原因はローター真のオイル切れ、摩耗、サビです。機械の内部に入り込んだ金属片が抵抗となり、時計の精度も著しく損なわれていました。機械の内部に入り込んだ金属片が抵抗となり、
時計の精度も著しく損なわれていました。

 

持ち込まれた時計は、約10年間メンテナンスを受けていない状態でした。
調子が悪くなってから修理をするという考えもあると思いますが、持ち込むタイミングを逃してしまうと、上記の様になってしまうこともありますので、問題が発生していないようでも、4年から5年でメンテナンスにだしていただくことが望ましいと思います。