ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

内部異音(ローター真外れ)

2017.08.03

Cal.31系のローター真のトラブルはとても多く、そのほとんどはオイル切れによる摩耗ですが、今回ご紹介するのは、真のカシメが外れローターがグラグラしている状態でした。

 

受けのいたるところに、削れた痕があり、金属粉も発生していました。時計を持ってみると、内部で「カツカツ」と
外れかかったローターが機械や裏蓋と当たっている
音が聞こえました。受けのいたるところに、
削れた痕があり、金属粉も発生していました。
ローター側にも擦った痕があります。ローター側にも擦った痕があります。

 

この部分のカシメが外れかかっていました。原因は、外部からの強い衝撃と思われます。この部分のカシメが外れかかっていました。
原因は、外部からの強い衝撃と思われます。

 

ローターは、その構造からどうしても真の部分にストレスがかかります。その結果、極端な摩耗や、カシメ外れなどのトラブルが起きやすくなってしまいます。異音や異常な振動が発生した際は、ご使用を止め、お近くの店舗にご相談ください

  
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