ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス デイトジャスト Ref.116234 カレンダー不良

2016.06.09

Ref.116234 Cal.3135

今回は、操作ミスによってカレンダーが替わらなくなってしまった、Cal.3135の原因をご紹介いたします。
 

今回は、操作ミスによってカレンダーが替わらなくなってしまった、Cal.3135の原因をご紹介いたします。 カレンダー不良の原因となっている箇所です。カレンダーディスクの歯と、送り車の歯が欠けています カレンダーディスクの歯と、
送り車の歯が欠けています。

 

針の動きと、送り車の動き方をご説明いたします 針の動きと、送り車の動き方をご説明いたします。
31日22:07を指しております。
針の動きと、送り車の動き方をご説明いたします

 

日付が替わり、1日0:08です 日付が替わり、1日0:08です。日付が替わり、1日0:08です

 

ここからは、破損の原因となる動きです ここからは、破損の原因となる動きです。
約1時間分、針を戻しました。
この状態で、カレンダーを早送りさせてしまうと、破損の原因となりますので、注意が必要です カレンダーは1日のままですが、
31日23:07の状態です。
この状態で、カレンダーを早送りさせてしまうと、
破損の原因となりますので、注意が必要です。

 

カレンダーを31日にあわせます 1.カレンダーを31日にあわせます。
2.針を回して、日付を1日にいたします。
3.針を約1時間分逆回しします。
4.カレンダーを早送りさせようとすると、
送り車のツメがロックした状態となり、
早送りすることができません。
 
このまま力任せに回してしまうと、
破損させてしまいます。

 

ご紹介したのは、Cal.3135(3175、3136)の場合です。
機械により、条件が異なりますので、
20:00~4:00までは、カレンダーを早送りしないようにすることが良いと思われます。