ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス デイデイトII Ref.218239 オーバーホール

2016.02.11

Ref.218239 Cal.3156

今回は、デイデイトIIのオーバーホールの様子をご紹介いたします。
時間の進みがみられるとのことですので、原因をさがします。
 

針を外します針を外します。ダイヤルの下は、日付、曜日2枚のディスクが重なって入っていますダイヤルの下は、日付、曜日2枚の
ディスクが重なって入っています。
ANGLAISとは、フランス語で英語のことです。

 

テンプのヒゲが絡んでしまっていましたテンプのヒゲが絡んでしまっていました。
外部からのショックが原因と思われます。
慎重にほどいて、元の形に整えます慎重にほどいて、元の形に整えます。

 

分解、洗浄し、組み立てていきます分解、洗浄し、組み立てていきます。カレンダーディスクの受けを付ける前の状態ですカレンダーディスクの受けを付ける前の状態です。
送り車の形状が、他の機械とは異なっています。

 

受けを取り付けました受けを取り付けました。
その際、送り車のツメの位置に注意が必要です。
ケーシングをいたしましたカレンダー、ダイヤル、針を取り付け、各部の動きをチェックし、ケーシングをいたしました。
この後は、時間の微調整と
パワーリザーブのチェックをいたします。

 

機械をケースに納めるケーシングですが、クリスタルの内側に、一切のホコリ、くもりがないことを確認します。
昨今のルーレット刻印のあるモデルは、刻印に繊維などのホコリがひっかかりやすいため、特に注意を必要とします。