ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス GMTマスター Ref.1675 オーバーホール

2014.12.25

Ref.1675 Cal.1570 1965年製

今回はGMTマスター Ref.1675のオーバーホールです。
 
ご依頼品の機械の状態は若干の汚れやオイル切れが見受けられたものの、比較的きれいな状態を保っておりました。
今回の修理では摩耗や破損等による交換パーツもなく、オーバーホール後も精度等を含め状態は良好です。
 
ご依頼品の時計の状態等を撮影致しました。
60年代のヴィンテージ時計の雰囲気など写真でご覧頂ければと思います。
 

ミラーダイヤル、ミニ針搭載のGMTマスターRef.1675ですミラーダイヤル、ミニ針搭載のGMTマスターRef.1675です。
しっかりと定期的なメンテナンスをされていたため機械の状態はこの年代のものとしても非常に良好です。

 

針、夜光の状態が年代を感じさせます針、夜光の状態が年代を感じさせます。
写真のように針の雰囲気だけでも大きな存在感を感じます。
テンプ受けの耐震装置を拡大しましたテンプ受けの耐震装置を拡大しました。
ショックバネによって押さえこまれているテンプの石が確認でき、石の中心にテンプの軸であるテン真がご覧いただけるかと思います。
年代を感じさせるショックバネの形やテン真を受けている石の様子など非常に美しく感じます。

 

輪列機構をサイドから撮影してみました輪列機構をサイドから撮影してみました。
歯車と歯車のかみ合っている様子など機械の繊細な作りがご覧いただけるかと思います。
摩耗や傷など不具合個所がある場合にはその不具合に応じた影響が精度にでてしまいます。
秒カナ、三番出車の拡大写真です秒カナ、三番出車の拡大写真です。
香箱車から順に力が伝わり、輪列機構の三番車から分岐し、写真のように三番出車が秒カナを動かします。