ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス シードゥエラー Ref.1665 秒針の動作不良

2014.11.06

Ref.1665 Cal.1570

今回の修理品は、秒針の動きが悪いとのことでご依頼をいただきました。
ご依頼品の症状は、秒針の進みが一定の動きをせず、不規則な動きで秒針が進んでしまう状態でした。
原因は、秒針が取り付けられる秒カナというパーツを押えているバネの力が弱まっていたために起こる症状でした。
 
今回の修理は原因個所のパーツの調整を施し対応させていただきました。
正常な秒針の動きを確認し、タイミング調整にて精度等を調整し、納品させていただきました。
原因個所をご紹介します。
 

写真で秒カナを押えているところが確認できます写真で秒カナを押えているところが確認できます。
適切な力で秒カナが押えられていることが求められ、弱すぎると秒針がふらつき、押さえる力が強すぎると輪列機構の動きに影響を与え、テンプの振り角が落ち、時計の精度が落ちてしまいます。
秒カナ、秒カナ押えバネ秒カナ、秒カナ押えバネ

 

ご依頼品の赤シードですご依頼品の赤シードです。
原因個所の調整後、秒針は正常な動きに戻りました。