ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス サブマリーナー Ref.14060 止まり

2014.06.12

Ref.14060 Cal.3000 U番(1997年製)

サブマリーナRef.14060、止まりの症状でご依頼をいただきました。
 
リューズを引くと秒針が止まるハック機能のパーツ(ハックレバー)が折れてしまい、ハックレバーが時間を止めた状態から戻らなくなってしまったことが原因です。
また、オイル切れが見受けられましたので、ハックレバーの交換を含む、オーバーホールで修理を受けさせていただきました。
 
ご依頼品の状態を写真でご紹介します。
 

ご依頼品のハックレバー折れの状態ですご依頼品のハックレバー折れの状態です。
通常はリューズを引くとオシドリと連動したハックレバーが押し出され、ハックレバーがテンプ(テンワ)に接触し、テンプの動きを瞬時に止めることで時計の動きが止まります。
リューズを戻せば、ハックレバーがテンワから離れ、時計が動き出します。
写真はハックレバーがテンワに接触している状態です写真はハックレバーがテンワに接触している状態です(確認が容易になるよう輪列受けを外しています)
ハックレバーが折れてしまっているためにリューズの動きと連動せず、ハックレバーがテンプに接触し続けているためにご依頼品の時計は止まっていました。