ロレックス修理専門会社クラウンマイスターズ

Crown-Meisters & Co.

ロレックスの修理実績をご紹介いたします

ロレックス エアキング Ref.14000 オーバーホール

2014.04.29

Ref.14000 Cal.3000 U番(1997年製)

前回の続きです。
 
機械の分解にはいり、それぞれのパーツをチェックした結果をご紹介します。
 
前回
・テンプの振り落ち
・ゼンマイ巻き上げ不良(巻き上げが重い)
・時間合わせ時の感触が重い
という症状が顕著に見受けられたとご紹介させていただきました。
 
テンプの振り落ちは、オイル切れによる輪列機構の各歯車の摩耗、また、アンクルのオイルの変質により粘りがでてきてしまったため、ガンギ車との動きが悪くなり、結果テンプの振り落ちの原因になったと考えられます。
時刻合わせ時の動きが重いという症状も、時刻合わせに関する部分のオイル切れによるもので、特に分カナと筒カナ部分の動きが悪くなっていたために重くなっていました。
ゼンマイ巻き上げ不良は、時計全体の磁気帯びにより、自動巻き機構の動きが悪くなっていたことが原因でした。
 
磁気を抜きを行い、各パーツ、適切なものに改善し、洗浄、組みたてにはいります。
 
今回のご依頼品は、このままの使用を続けていた場合、悪化が進み、パーツの破損につながった可能性があるので、定期的なオーバーホールをお勧めします。
 

自動巻き機構、リバーシングウィル自動巻き機構、リバーシングウィル
自動巻き機構の歯車のひとつですが、この車の動きも、巻き上げの重さに影響を与えるひとつの要素になります。
赤丸で示してあるパーツが分カナです。赤丸で示してあるパーツが分カナです。
分カナの上にツツカナ、ツツカナの上にツツ車というパーツがはいります。
分カナ上で回転するツツカナの動きの重さが時刻合わせ時の重さに影響します。

 

  
  • 最近の修理実績

  • 2014年4月
    « 3月   5月 »
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    282930